今回のコラムでは、アパートを売却する際に必要な書類をお伝えします。
大きく、
Ⅰ.売り出し時に必要な書類
Ⅱ.売買契約時に必要な書類
に分かれます。
Ⅰ.売り出し時に必要な書類
必要書類が見つからない場合でも売却することはできます。
代理で書類を取得することも可能ですので、見つからない場合はご相談ください。
■権利証(登記済権利書または登記識別情報)
一般的に権利証と呼ばれている、所有者の確認のために必ず必要な書類です。
平成17年以前は登記済権利書、平成17年以降は登記識別情報と表紙に記載されています。
権利証が見つからない場合も、司法書士に手続きを依頼することで売却を行うことができますので、ご安心ください。
■固定資産税納税通知書
毎年4月から5月頃にお手元に届く固定資産税の支払い書類です。
納税通知書でで現在のアパートの評価額を確認します。
見つからない場合は、役所の資産税課で金額が確認できます。
■測量図
古いアパートの場合は、測量がされておらず測量図がないこともままあります。
測量図が無い場合でも、登記されている面積で売却することも可能です。
■建築図面・建築確認済証・検査済証
こちらの書類も古いアパートの場合、見つからないことが多いです。
図面や確認済証があると、購入される方が銀行融資を引きやすくなりますので、
売却金額が高くなる傾向があります。
Ⅱ.売買契約時に必要な書類
■本人確認書類
免許証、パスポート等で本人確認を行います。
■印鑑証明書、実印(発行から3ヵ月以内のもの)
不動産の登記の移転のために必要になります。
■住民票(発行から3ヵ月以内のもの)
現在お住まいになっている住所と、登記されている住所が異なる場合に必要になります。
不動産の売却にあたっては、たくさんの書類が必要になるイメージを持たれている方が多いかと思います。
相続されている場合は特に書類を探して準備するのは大変ですので、書類が見つからない場合でもまずはご相談ください。代理で再発行等を役所に依頼し、書類の手配を進めさせていただきます。
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