今回のコラムでは、前回のコラムに続いて【地震保険】に関して、お伝えします。
前回のコラムでは<建物>に関する内容をお伝えしましたが、今回は<家財>に関する地震保険を取り上げます。
家財保険では、対象となる物と分類が決められています。
■ 対象となる物
対象となる家財は、居住用建物にある「家具」のことです。テレビや冷蔵庫、食器棚等、「家に付属しておらず移動ができるもの」になります。但し、地震保険では補償の対象とならない物があります。例えば、1個または1組で30万円を超える宝石、骨董品、美術品等や現金や有価証券も対象になりません。
■ 家財査定時の分類
家財は大きく5つに分類されます。分類内での各品目ごとの構成割合(%)と最大値(%)が決められています。この表をもとに損害状況を査定することになります。それでは、具体例を見てみましょう。
家財が全体のうち、どの程度の損害を受けたかは、損害保険の調査員が査定することになります。
また、査定に関しては家財の価格は関係ありません。安い物であっても何種類かの品目が損害を受ければ「小半損」や「大半損」になる場合もあります。逆に、高価な物が壊れても「一部損」にしかならないこともあります。
被害が少なかった場合でも、必ず被害状況の写真を残し、保険会社へ申請されることをオススメします。
地震保険の見直しの無料相談も行っておりますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
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